「足外側に位置する立方骨(りっぽうこつ)」は、足の甲にある骨で
ほとんど可動性がないために「立方骨疲労骨折」が稀に発生します。
今回の記事では、その疲労骨折について紹介していきます。
【立方骨は圧迫を受けやすい!】
1.立方骨の場所
– 足の甲に位置し、外側縦アーチを形成する骨の一部
2.ストレスの逃げ場がない!
– 平面関節でほとんど可動性がなく、荷重や踏み返しによって圧迫を受けやすい
【立方骨骨折になりやすい人】
-オーバーユース
– 特にランニングなどのスポーツで繰り返し荷重がかかる場合
– 10代は骨がまだ発達中で柔らかいため、急激な成長や練習量の増加が影響する可能性が高い
【診断と治療】
1.診断・鑑別
– 立方骨骨折の症状:足外側の腫れ・痛み、荷重時や運動時の痛み
– 画像診断(MRIや骨シンチグラフィ)が中心
– 他の病態との鑑別が必要
2.治療
– 荷重を避けるために足首を90度で固定。
– 運動中止および熱感や腫脹があればアイシング。
– 症状が改善したら徐々に運動再開。
【まとめ】
– 立方骨はほとんど可動しないが、荷重や踏み返しによって圧迫を受けやすい。
– ランニングなどのオーバーユースが原因で疲労骨折が発生しやすい。
– 診断はMRIや骨シンチグラフィが必要で、治療は運動中止と足首の固定。
– 練習量や環境の見直しも再発防止に重要。
これらの対策を講じることで、立方骨疲労骨折の早期発見と効果的な治療が可能となります。
注意が必要な場合は専門医の診断を受けることが重要です。
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