足の小指がねじれて横を向いてしまう「寝指(ねゆび)」に悩む方は多いです。
特に小指だけでなく、薬指もねじれることがあります。
では、なぜ寝指が問題とされるのでしょうか?
【寝指とは?】
寝指は、足の小指がねじれて爪が外側を向いてしまう状態を指します。
特に病気や疾患ではなく、足の小指(小趾or第5趾)が内側に曲がって見え
まれに薬指(第4趾)にも同時に生じることがあります。
小児では「カーリートゥ」とも呼ばれ
足裏の荷重する場所が変わることで身体のバランスを崩す可能性があります。
【寝指になるしくみ】
寝指になる原因は明確ではありませんが
小指の内転・外転、背屈・底屈に関連する筋肉バランスが崩れることが考えられます。
横足アーチや踵骨の位置関係の崩れも影響し、内反小趾と合併することがあります。
【寝指の原因】
1.シューズや靴下の影響: 靴や靴下での前方や側方からの圧迫が寝指の原因になります。
特に小さい靴や長時間の着用は注意が必要です。
2.足の着き方の変化:股関節に問題がある場合
股関節内旋や外旋が寝指を引き起こす可能性があります。
【関節痛や身体のバランスの崩れ】
寝指になると足の荷重ポイントが変わり
腓骨筋関連や立方骨関連の疾患になりやすいだけでなく、膝や股関節にも影響が及びます。
身体のバランスが崩れ、脊椎にも負担がかかりやすくなります。
【予防と対策】
寝指の対策として以下のポイントが挙げられます
1.靴や靴下の見直し:正しいサイズや幅の靴を選び、
靴下もつま先が締め付けられないものを選ぶことが重要です。
2.テーピングや装具の活用: 寝指の方向を軽く矯正するために
テーピングや薄めの装具を使用することが有効です。
3.足の小指のケア:マッサージやストレッチを行い、小指まわりの筋肉の緊張をほぐし
正しい位置での動きを促進します。
【まとめ】
寝指は小指がねじれて見え
足裏の荷重ポイントが変わることで身体のバランスを崩す可能性があります。
原因は様々で、靴や靴下の影響や足の着き方の変化が関与します。
寝指になると関節痛や身体のバランスの崩れが起こりやすいため、正しい対策が重要です。
日常の靴や靴下の選び方、テーピングや装具の利用、足のケアを通じて
寝指による不調を改善しましょう。
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