【ケーラー病とは?】
〔概要〕
ケーラー病とは、土踏まずを構成する骨のひとつである
「舟状骨(しゅうじょうこつ)」への血流供給が障害される病気を指します。
〔原因〕
原因は完全には明らかになっていませんが
舟状骨の外傷や慢性的な圧迫や血流不足により舟状骨が壊死し、潰れてしまいます。
骨の外傷の治癒過程に異常が生じることで病気の発症に至る可能性があります。
ケーラー病は「骨端症」といわれる、小児に特有の骨の病気の一種です。
舟状骨は足のアーチ(土踏まずのカーブ)の頂点に位置するため
荷重するときに負荷がかかりやすい場所です。
骨の成長に伴って徐々に骨端が固まり骨が強くなっていきますが、
舟状骨はこの過程が他の骨に比べて遅い傾向があります。
舟状骨への血液の供給が十分でないこともあり、
骨がうまく成長できずに徐々に腐ってつぶれてしまい、
ケーラー病の発症に至るとも考えられています。
〔症状〕
土踏まずに当たる部分(舟状骨が存在する部分)に痛みや腫れを生じます。
痛みは徐々に進行し、足に体重をかけることが難しくなることもあります。
痛みにより、足を引きずるなど上手に歩くことができなくなります。
ケーラー病では舟状骨への血流が障害され、骨の形が徐々に変形します。
しかし、時間経過とともに血流が元通りになり、骨の変形が改善することも期待できます。
症状は両側に生じることもありますが、片側に障害をみることのほうが多いです。
〔検査・診断〕
足のレントゲン写真により診断されます。
レントゲン写真では
舟状骨の硬化(レントゲン上白い色が濃く見える)や変形が確認されますが
この変形は時間経過とともに改善されることもあります。
〔治療〕
ケーラー病は、足に体重がかけることで症状が悪化するため
当院オリジナルの『整足テーピング』で足根骨(そっこんこつ)を整え
日常生活での軽減を図っていきます
━━━━━━━━━━━━━━━━
ご予約・お問い合わせはこちらから
ID:@938norka
今なら公式LINEからのご予約で
初診料16,500円→5,500円(2名限定/月)
⬇️⬇️