【フライバーグ病とは】
フライバーグ病は中足骨骨頭(足趾の付け根の骨)に発症する骨の壊死
(血液の流れが悪くなった状態)で、第2ケーラー病と呼ばれることもあり
ます。骨端症のひとつで10歳代を中心に発症し、女性に多いと言われています。
【症状】
足指の付け根に痛みがでます。
足底に胼胝(タコ)を形成していることもあります。
最も多いのが第2中足骨、ついで第3中足骨、第4中足骨で、稀に第5中足骨に発症します。
進行すると関節症(軟骨がすり減った状態)になります。
【原因・病態】
スポーツやケガをきっかけに痛みが出ることが多く
足の指の付け根に加わる繰り返す衝撃や徐々に
加わる負荷が原因の一つと考えられています。
その他、関節の柔らかさや、ハイヒールの使用による足の指の付け根へのストレスなどが原因で
中足骨骨頭の血液の流れが悪くなると考えられます。
【治療】
〈保存療法〉
保存療法には安静や免荷(足に体重をかけない状態)
痛み止めの内服、ステロイドの局所注射、足底挿板(インソール)の使用
テーピング、ギプス固定などがあります。
免荷やギプス固定は最低6週間は行う必要があります。
〈手術療法〉
保存療法で症状の軽快しないものや、変形の進行したものが適応となります。
手術には関節温存手術と人工関節や切除関節形成術などの関節再建術(関節を作る)があります。
発育期では関節温存手術が選択されます。
関節温存手術には、デブリドマン(遊離体の摘出および骨棘の切除)
中足骨骨頭または頚部の背屈骨切り術、骨軟骨柱移植、中足骨短縮骨切り術などがあります。
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