しっかり歩きたいのに、足指や足裏の痛みが気になる……。

そんな足トラブルは、足の老化（フットエイジング）進行のサインかも。

・加齢とともに足に痛みやゆがみが起こるのはなぜ？ 
・足の老化チェックの方法は？

今回はそんな疑問に答えていきます。

肌や臓器と同じように足も老化します。
足は40代から老化を感じ始める人が多い印象です。

当院でも
最近足が疲れやすい、歩数を増やそうと長時間歩いたら足が痛い
そんな足トラブルで受診する女性は40代以降に激増しています。

片足28個ずつの骨を靱帯や腱がつなぎ止め、周囲の筋肉が支えている「足」。
歩くときには足のアーチが柔らかくたわんで凸凹をとらえ、次にアーチが硬くなって地面を踏み返し蹴り出す、という動きが連続的に繰り返されています

周産期には産道を広げるためのホルモン、リラキシンが足の靱帯にも作用し
足の構造が弱くなります。

ただ、痛みがあっても育児の忙しさから放置しがち。

40～50代になって向き合う方が多くなります。

下記のチェックリストで自分の足の老化を確認してみましょう

〈足の老化チェックリスト〉

・靴の裏が左右非対称に削れてしまっている
・「大股でゆっくり歩く」ことができない
・ぺたんこ靴よりヒールを履いている方がラク
・夜寝ている間に足（ふくらはぎ）がつることがある
・足の裏や指にタコ・ウオノメがある
・家族や親戚に足のトラブルに悩んでいる人がいる
・ズボンのすそ上げをすると片方が合わない
・靴のサイズが大きくなった
・はだしで片足立ちをすると体がふらふらする
・ケガをした覚えがないのに、ひざや足が痛くなる

これらの項目は『足の骨格構造の崩れ』を示しています。

足の構造に問題があると、道路を歩いていても砂地や沼地を歩いているようなもの。

無駄に労力がかかり、足にもダメージが及びやすくなります。
また、足の老化は足だけの問題ではありません。

次に『足が老化しやすい６つの要因』を紹介します。

１、股関節が硬い
２、アキレス腱が硬い
３、足指がしっかり踏み込めない
４、体幹が弱い
５、脚の長さが違う
６、足の構造（遺伝）

股関節、アキレス腱、足指の3部位はストレッチでケアしましょう
その他、分からない事はお気軽にご連絡ください。

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