「爪の型がいびつで爪が切りにくい」
「爪が皮膚に食い込んでしまう」
といった”巻き爪”や”陥入爪”のトラブルで悩んでいる方は多いんじゃないでしょうか?
今回は、そんな爪のトラブルである『巻き爪』のセルフケア方法を解説していきます。
足は骨や筋肉、靭帯など、いくつものパーツが精密に組み合わさり、体重を支えています。
実は足の爪も、体重を支えるという重要な役割を担っています。
つま先にグッと重心を乗せたり、足を支えたりするとき、指先には負担がかかります。
爪はその負担がかかる指先を補強する働きをしています。
そんな足の爪が内側に丸まって「巻き爪」になってくると
足指に強い痛みを引き起こすことがあります。
実は、手の爪も足の爪も、爪はもともと巻き気味に生える性質を持っています。
親指でしっかり地面を踏みしめ、足指に正しく体重がかかっていれば
そのたびに足指は地面から押されます。
だから爪は下から押されて丸まらず、足指に沿ったなめらかな曲線を保つことができます。
しかし、足指の爪に均一に力がかからないようになると
爪はどんどん巻いていってしまうんです
巻き爪や陥入爪などの爪トラブルに悩まされている潜在患者数は
いまや1000万人に及ぶといわれています
爪がまっすぐでも爪が皮膚に食い込んで痛いのであれば
傷口から細菌が侵入して、感染を起こすリスクもあるので、早めに対処していく事が大切です。
【主な治療法】
・ワイヤー法
爪の先端に2つの穴をドリルで開け、形状記憶合金ワイヤーを装着する
・巻き爪矯正器具
特殊なプラスティック器具を爪に装着する「ペディグラス」や、チタン製の板を爪表面に貼って、板の張力で爪を引き上げていく「オニクリップ」などがある
【正しい爪の切り方】
足の爪は上から見たときに指の下の肉がはみ出していないよう整えるのが理想です。
手の爪のように、指先の形に沿ってラウンド状に整えるのではなく、先端だけを直線状にカットしましょう。
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