外反母趾: 女性だけでなくスポーツ選手も注意が必要
外反母趾は、足の親指が小指側にくの字に変形し、親指の付け根で痛みや腫れが現れる症状です。
この症状は女性だけでなく、成長期のスポーツ選手にも見られることがあります。
【外反母趾とは】
足の甲にある中足骨と呼ばれる5つの骨のうち、親指側のものを第一中足骨といいます。
この中足骨の先にある母趾基節骨との間にあるのがMTP関節で
外反母趾はこの関節がストレスにより外側に変形する症状です。
【外反母趾の原因とリスク】
外反母趾の発症リスクには遺伝的な要因や結合組織の弱さ、アキレス腱の短さ
ふくらはぎの筋肉の短さ、関節リウマチなどの要因があります。
女性は特に弱い結合組織やきつい靴の影響を受けやすく
ハイヒールの履用が関与していると考えられています。
成長期のスポーツ選手においても外反母趾が見られ
特にバドミントン、卓球、スキー、クラシックバレエ、サッカーなどで発症することがあります。
足に適合しない靴の使用や繰り返しの負荷、足のアーチの変化などが原因です。
【外反母趾の症状】
外反母趾の症状にはくの字に変形した母趾の第一中足骨頭が靴によって圧迫され
痛みが生じることが挙げられます。
痛みは足の指や親指の関節、足の裏に広がり
進行すると靴を履いていなくても痛みを感じるようになります。
他の指にも影響を与え、たこや魚の目ができやすくなります。
【外反母趾の治療と予防】
外反母趾の治療法は保存療法と手術があります。
保存療法では靴の選び方の見直しや鎮痛剤の使用が行われます。
足に適した広い先端の靴やハイヒールでない靴が推奨され
軽度の症状では特定の装具やアーチサポート機能があるインソールの利用が考えられます。
痛みが激しい場合や変形が進んでいる場合は手術が必要となります。
予防策としては足に適したシューズの選択と
足のアーチをサポートするインソールの利用が挙げられます。
外反母趾は進行すると変形を戻すことが難しいため、予防が重要です。
【まとめ】
外反母趾は女性だけでなく、成長期のスポーツ選手にも影響を及ぼす症状です。
遺伝的な要因や結合組織の弱さ、不適切な靴の使用などがリスクとされ、予防が重要です。
適切な治療法を選び、早めの対策を心がけることが
健康な足を維持するために必要な要素と言えます。
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