外反母趾の痛みや変形にお悩みの方へ、以下の症状や治療法についてご紹介します。
【外反母趾の症状】
外反母趾は、以下のような症状に悩んでいる方が多いです。
– 靴を履くと母趾の付け根が痛む
– 外反母趾の変形が進行している
– 足に合う靴が見つからない
– 子供の外反母趾の変形が気になる
– 整形外科や整骨院、整体院での治療が効果がない
【外反母趾の進行度分類】
外反母趾の進行度は、母趾中足骨と母趾基節骨を結んだ角度で分類されます。これを外反母趾角と言います。
– 外反母趾角が15度未満を正常
– 外反母趾角が15~30度を軽度
– 外反母趾角が30~40度を中等度
– 外反母趾角が40度以上を重度
【外反母趾の原因】
1.靴の問題:ハイヒールやつま先の細い靴が親指を圧迫し、外反母趾を引き起こす原因になります。
2.運動連鎖の問題:骨盤の広さによるQアングルの変化が外反母趾を促進します。
3.遺伝的な問題:遺伝的な因子も外反母趾の発症に関与します。
4.肥満や筋力低下:体重の増加や足裏の筋力の低下が外反母趾を引き起こす可能性があります。
【外反母趾の影響】
外反母趾が引き起こす影響はさまざまです。
1.足部の痛み:外反母趾自体や内反小趾の痛み、足底筋膜炎、モートン病などが生じやすくなります。
2.膝や股関節への影響:運動連鎖の変化により、膝や股関節にストレスがかかり、O脚やX脚のリスクが高まります。
3.転倒しやすさ: 足裏のアーチの破綻によりふらつきやすく、高齢者などは転倒リスクが上がります。
4.歩行の悪化:地面をしっかりけり出せず歩行が不安定になります。
5.容姿の問題:変形が進むと外反母趾が原因で靴が脱げなくなるなど、容姿にも悩みが生じます。
【外反母趾の治療法】
1.足裏筋のリリース:母趾外転筋や短母趾屈筋をマッサージやスーパーボールを用いてリリースします。
2.足裏筋のエクササイズ:タオルギャザーやシャクトリムシ歩き
ショートフットなどのエクササイズが有効です。
3.テーピング療法:キネシオテーピングを用いて母趾や小趾の矯正、横アーチの形成を行います。
外反母趾に悩んでいる方は、これらの自宅でできる対策や簡単なエクササイズを取り入れながら
専門医との相談をおすすめします。
早期の対策が進行を防ぐ鍵となります。
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