最近、スポーツや山歩きをする方の中で増えているのが

足首の前側や足甲の「すじ」の痛みです。

この痛みの原因の一つに、長母趾伸筋腱炎や長趾伸筋腱炎という炎症が挙げられます。

【長趾伸筋腱・長母指伸筋腱とは？】

これらの腱は、足背部に位置し、足指の背屈（伸展）や足首の背屈動作を担っています。

具体的には、長趾伸筋は親指を除く４本の指を、長母指伸筋は親指を伸展させます。

これらの筋肉は走る、歩く、階段を上るなどの動作に重要な役割を果たしています。

【痛みの原因と症状】

長趾伸筋腱炎や長母趾伸筋腱炎の原因には、直接的な外力や間接的な要因があります。

直接的な原因としては、足をぶつけたり踏まれたりすることが挙げられます。

間接的な原因としては

歩行やランニングの繰り返し、つま先立ちの習慣、合わない靴の使用などがあります。

症状としては

荷重時の痛みや足指の背屈時の痛み、腫れや熱感、足背部のむくみなどが挙げられます。

【対処法と予後】

炎症を抑えるためには、休息や冷却が重要です。

また、テーピングや消炎剤の使用も効果的です。

予後は良好であり
炎症がおさまれば後遺症は残りにくいですが
同じ条件で使い続ければ再発する可能性があります。

【まとめ】

足首の痛みの原因の一つに、長母趾伸筋腱炎や長趾伸筋腱炎があります。

これらの炎症は、足をよく使う人や合わない靴を履く人によく見られます。

適切な対処法を行うことで、炎症を抑え、痛みのない生活を送りましょう！

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