スポーツの最中や終わった後に、「すねの内側(ふくらはぎ)の筋肉に痛みや腫れ」が出ることはありませんか?
運動の度に痛みを感じるなら、「シンスプリント」というスポーツによる
過労性障害かもしれません。
「シンスプリント」とは、陸上選手や走ることの多いサッカーやバスケットボールの選手に多く
特にシーズン初めや新人に起こりやすい疾患で、『初心者病(素人病)』
と呼ばれることもあります。
適切な処置をしないでいると、試合や練習に参加できなくなるだけではなく
歩くことすらできなくなる可能性もあります。
【シンスプリントとは?】
シンスプリントは、ふくらはぎ下1/3の内側に痛みが出現する状態です。
【30秒でシンスプリントを症状チェック】
・すねの下から1/3くらいの内側あたりに痛み・腫れ(運動後などにジーンとする痛み)
・運動をし始めたり、激しい運動をしたりした
・走る競技を行なっている
・足が地面に着地したときに痛みを感じた
・すねの下の方の内側を押すと痛い
・安静にしていても痛みを感じて、歩けない
【シンスプリントが起こりやすい人】
・長く走る・ジャンプが多いスポーツを熱心に行っている
・中高生(特に新人選手)
・急に激しい運動を再開した成人
・シーズン初期の競技者
・足のアライメント(≒骨や関節の形)に異常がある
いずれの場合もシンスプリントは”長く走るスポーツ”をする人に起こりやすいです
また、シンスプリントは扁平足(土踏まずがない)や回内足(カカトが内側に傾いている)など
足のアライメント異常がある場合にも発症しやすい傾向にあります。
【シンスプリントの原因】
すねの骨に繋がっている骨膜への過剰な負担、つまりオーバーユース(使い過ぎ)です。
【疲労骨折との違い】
シンスプリントとは腱膜の炎症なので、初期の段階ではレントゲンには写りません。
レントゲンに写るということは、すでに悪化して、骨にも異常を来している証拠です。
また、シンスプリントと似ている疾患に「疲労骨折」があります。
長期間、すねの内側の筋肉だけに痛みがある場合には「疲労骨折」との鑑別が必要です。
シンスプリント:肥厚した変化(白く表示される部分)が小さい
疲労骨折:肥厚した変化(白く表示される部分)が大きい
※あくまでも区別の目安なので、はっきりしない場合もあります。
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