【浮き指とは？】

浮き指は、立ったときに足の指が地面につかない状態を指します。

通常の足は足裏全体が地面についている状態で、土踏まずを除いたアーチが形成されています。

しかし、浮き指の場合、指が反っていたり丸まっていたりして

一部または全部の指が地面につかない状態となります。

【浮き指の原因】

浮き指の原因は、次ような要因が挙げられます。

1.サイズの合わない靴を履いている
   – 大きすぎる靴や小さすぎる靴を履くことで、無意識に指に力が入り、浮き指の原因となりま　  す。
　  特に子供は骨格が柔らかいため、注意が必要です。

2.運動不足
   – 現代の生活では足を動かす機会が減り、運動不足が浮き指の原因となることがあります。

【浮き指のチェック方法】

浮き指の自己チェック方法として以下が挙げられます。

1.足の親指を足の甲側に反らせる
   – 浮き指の場合、親指が甲に向かって90度以上曲がっていることがあります。

2.指の関節や付け根にタコがないかチェック
   – 浮き指により関節や付け根に圧迫がかかるため、赤いタコができやすいです。

3.靴のかかと部分がすり減っていないか確認
   – かかとが重心となりすぎるため、靴のかかと部分だけが異常にすり減っている可能性があります。

4.計測器で足の形や体重バランスを測定
   – フットプリントやスキャナーを使用して足の形や体重のかかり方を計測することで、浮き指の状態を確認できます。

【浮き指は治すべき？放っておくリスクは？】

浮き指は病気ではありませんが、放置すると以下のようなリスクが生じる可能性があります。

1.膝や腰、肩の痛みや肩こりの発生
   – かかと寄りの重心により、体のバランスが崩れて膝や腰、肩に負担がかかりやすくなります。

2.冷えやむくみの発生
   – 足指をあまり使わないため、血流が滞りやすく全身の冷えやむくみが生じる可能性があります。

3.子供の場合は怪我のリスクが高まる
   – 子供の成長段階で浮き指が定着すると、スポーツなどでの怪我のリスクが高まります。

【浮き指の改善方法】

1.靴の選び方の見直し
   – サイズの合った靴を選び、特に子供の場合は成長に合わせて靴を選ぶことが重要です。

2. インソールの使用
   – 足のアーチ機能をサポートするためのインソールは、かかとに寄った重心を正してくれるためおすすめ

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