若いころはもっと足の爪がきれいだったのに…と思っていませんか？ 
実は爪には体の状態が現れます。

爪を見ればどんな歩き方をしているか
将来腰痛やひざ痛が起こる可能性なども分かってしまうんです。

でも、爪の変形はなぜ起こるのか？

そこで今回は
・爪のそもそもの役割
・変形する原因とリスク　について解説していきます。

【こんな習慣が足の爪の変形につながる】
・立ったときや歩いたとき指先が床につかない
・立ったときに指先に力が入らない
・足指にタコができている
・爪切り時に爪の両サイドを深く切る
・日常的にヒールの高い靴を履いている
・靴はゆるめが好き
・ひも靴のひもはいちいち締めなおさないで結びっぱなし

扁平足や合わない靴などは、足指にかかる力が偏った方向からかかり
歩くときに足指を使えて事が爪の変形につながる

爪は皮膚の一部です。
皮膚の角質が硬く変形した”ケラチン”というタンパク質でできており
指先の形を整えたり、保護したりしています。

しかし爪にはもう１つ、あまり知られていない『小さな運動器』という重要な役割があります。

爪は指先の感覚を鋭くし、力を集中したり、細かな作業をするときの力の微調整を可能にします。

特に足の爪は、体を支え、踏み込んだり蹴りだしたりする際の力を指先に伝える働きがあります。

体の土台である足は、ただ体重を支えるだけでなく
床から跳ね返る『床反力（ゆかはんりょく）』を利用して動く力に変えます。

その足の形や使い方にバラつきがあったり正しく使えていないと
爪にかかる力にも偏りが出たり、力自体がかからなくなってしまったりして
『爪の変形』につながってしまいます。

【爪が変形する要因】
・立ち方や歩き方の悪いクセ
・靴の圧迫
・足指の運動不足
・深爪や角質の蓄積などの「ケア不足」
などが影響したりします。

また
・遺伝的要素
・筋力、骨密度の低下
・出産、妊娠によるホルモンバランスの変化
・足の靱帯の加齢変化
も歩き方に影響、爪の変形につながったりします。

【爪のチェックが重要な3つの理由】
１：爪は体重を支え、動きを強化する
２：爪は皮膚の一部、知らないうちに病気になることも
３：栄養状態や、体の病気が爪の形や色に現れる

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