外反母趾は足の親指が隣の指に向かって曲がり、親指の付け根の関節が突き出す病気です。
女性に多く見られ
親指が一番長い形の人や特に先が細くかかとが高い靴を履くことがリスク因子です。
靴の形状が原因で、先が細く、かかとが高い靴が外反母趾を引き起こしやすく
かかとが高い靴は親指の関節にかかる負担を増加させます。
治療には保存療法と手術があり
保存療法では
靴の指導
足の指の体操
テーピング
そして装具療法が行われます。
靴の指導では、先が細くなく、かかとが高くない靴を選ぶことが重要で
足の指の体操ではグーとパー体操が効果的です。
装具療法では痛みがある場合にはトースプレッダーや足底挿板が使用されます。
手術は最終手段で、保存療法での痛みの緩和や変形の改善が見られない場合に行われます。
手術は中足骨を切るもので
骨の切り方は患者によって異なります。
手術後は骨が付くのに4～6週間かかり
完治までには3か月かかります。
予防策としては
靴の形状に気を付けることが重要で
特にハイヒールの使用は控えるべきです。
足の指の体操や装具を使用することも予防に役立ちます。
外反母趾になりやすい人は特に足に注意を払い
症状が気になる場合は早めに治療を始めることが大切です。
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