“ラウンド中に足首を捻挫してしまい足が腫れたので湿布を貼って様子をみていたら
何日かして痛みがとれ治った。
でも、それ以来よく捻挫しやすくなったり痛くなる・・。
という人はいませんか?
一般的に「たかが捻挫、湿布でもしておけば治る」と思われがちですが
放って置いたらもとには戻りません。
捻挫の後の正しい治療、固定が出来ていないと、靭帯がゆるんだままとなり
何度も再発したり、しまいには関節がけずられて歩けなくなってしまい
ラウンドどころではありません。
そこで今回は、捻挫の詳しい症状と
痛めた直後の処置方法までガツンと解説していきます!
【ゴルフで起こりやすい足首のケガ】
捻挫は専門用語で『足関節内反捻挫(そっかんせつないはんねんざ)』といいます。
【足関節内反捻挫とは】
歩行時や走行時に脚をついた瞬間に、足を内側にねじることによって起こる捻挫です。
足関節捻挫の多くが『内反捻挫』になります。
”内反”とは足裏が内側を向く動きです。
【症状】
足関節の外側の靭帯を損傷します。
くるぶし周囲を押すと痛みがあったり、患部がはれたり、体重がかけられない場合もあります。
【原因】
・右打ちの場合、フィニッシュで左足がめくれる
・つま先下がりでボールを打った後
・林にボールを打ち込み、ボールを探しているときに木の根っこなどの
くぼ地に足を踏み入れてしまったとき
・傾斜地で歩いたり走ったりしたとき
・カートから下りるとき、階段から下りるとき
【対策】
・足裏、足指の強化
・テーピングで足首周りを補助する
・骨盤周り、腰回りの筋バランスを整える
捻挫をした直後:RICE処置
・安静(Rest)
・冷却(Ice)→氷水、氷嚢で痛めた場所を冷やす(湿布NG)
・圧迫(compression)→包帯で圧迫気味に巻く
・挙上(Elevation)→足を高くする(患部に血が集まらないようにするため)
このように、痛めた直後のケアを正しくする事で、捻挫の回復を早める事ができます。
「何もしないでいる」は、生涯に渡り足首が痛む原因になりかねません。
正しい処置と知識で、長くゴルフを楽しんでいきましょう!!
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