足裏の痛みは、千差万別。
足の形によって痛みの原因も異なります。今回は「中足骨頭部痛」について解説します。
【中足骨頭部痛はどんな人が起こるの？】
基本的には誰にでも起こり得る疾患ですが
足の縦アーチや横アーチに過不足がある人や
普通に立っていて足指が反って浮いてしまう人に多く見られます。
【中足骨頭部痛の原因は？】
足の前側に体重をかけることで中足骨骨頭部に負荷がかかります。
これによって炎症が生じ、変形や骨頭壊死につながることもあります。
1.開張足
足の横アーチが消失し、第2指や第3指の中足骨頭部に荷重がかかることがあります。
2.靴による影響
ハイヒールやつま先の細い靴は足の構造を変え、痛みを引き起こす原因になります。
3.スポーツ
足に体重をかける競技やスパイクを履く競技でも、中足骨頭部痛が発生することがあります。
4.ハイアーチ
アーチが高いと、かかとと中足骨頭部に荷重が集中しやすくなります。
【中足骨頭部痛の治療と予防】
基本的には患部の負荷を取り除き、安静にすることが治療の第一歩です。
テーピングやインソールの使用、靴の選択などが有効です。
予防には足底筋膜を鍛えることや、適切な靴の選択が重要です。
足の痛みは他の関節や筋肉にも影響を与えることがあるため、早めの対処が重要です。
しっかり休むことも大切です。
中足骨頭部痛は、足裏の痛みの一つであり
正しい治療や予防を行うことで、快適な歩行やスポーツ活動を続けることができます。
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