タンスや家具に足をぶつけたり、電車でサンダルの指先を踏まれたりすることは

誰にでもありますね。

急な事故で痛みを感じることもありますが、痛みがその場限りで収まれば問題ありません。

しかし、足が腫れて赤紫の内出血がひどい場合や

足がつけないほどの激しい痛みがある場合は注意が必要です。

そんなとき、足の指の骨折の可能性が考えられます。

足指の骨折について、ポイントをまとめてみました！

1.足指の骨の構造

足の指骨は手の指骨とほぼ同じ数がありますが、親指は中節骨がありません。　
　　　　　　　
足指の骨は身体の末端にあり、歩行や立位で力がかかる場所です。

2.骨折の原因

足指の骨折は、直接外力が加わることや腱や靭帯が引っ張られることによって起こります。

3.症状

受傷時の強い痛みや、その後の腫れ、熱感、内出血が見られます。

足指の骨折は転位（ズレ）が少ないのが特徴です。

4.治療と治癒期間

足指の骨折は通常、バディテーピングやシーネで固定し、5～7週間程度の時間がかかります。

骨の再生には血流が弱いため時間がかかります。

5.予後と後遺症

予後は基本的に良好ですが

変形して治癒する場合や関節面に影響を及ぼす場合は注意が必要です。

後遺症としては偽関節や腱断裂、変形治癒が起こる可能性があります。

足指の骨折は身近な事故ですが、適切な処置とリハビリテーションが重要です。

早めの専門医の診断と治療を受けることが大切です。

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