タンスや家具におもいっきり足をぶつけた！

電車でサンダルの指先を踏まれた！

裸足で家の階段を上ろうとしてつまづいた！

こんな経験だれでもありますよね？

だいたいの場合、急な事故なので、

メチャクチャ痛い！

痛みがその時だけで治まれば問題はありません。

でも、腫れて、赤紫の内出血がひどい、足がつけないような痛みがあるなら要注意！

骨折の可能性もあります。

今回は、足の指の骨折はどんなものかっていうのを紹介していきます。

足指の骨は手の指の骨とほぼ同じ数がありますが、親指だけは中節骨がありません。

骨折の原因は、ぶつけたり踏まれたりすることが多いんです。

直接力が加わる「直達外力」と、腱や靭帯が無理やり引っ張られる「介達外力」

によって骨折が生じます。

骨折の特徴としては、転位（骨片のズレ）が少ないことが挙げられます。

症状としては、受傷時の強い痛みや腫れ、内出血があります。

骨折と捻挫や打撲を鑑別するためにはレントゲン検査が必要です。

治療では、固定が主な方法であり、バディテーピングやシーネ固定が行われます。

骨が再生するまでには時間がかかり、5～7週間程度かかります。

骨が再生した後もリハビリが必要であり、可動域を回復させることが重要です。

予後は基本的に良好ですが

変形して治癒したり関節面に及ぶ骨折では後遺症が残ることがあります。

足指の骨折は身体の末端にあるため、腫れや内出血が少ないことが特徴です。

しかし、小さい骨の骨折でも軽視せず、専門医の診断と適切な治療を受けることが重要です。

怪我をした場合は、自己判断せずに専門医の診察を受けることをおすすめします。

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