【第1ケーラー病とは？】

足の舟状骨が変形してくる原因不明の病気で、症例を発表した人に因んで名付けられています

主に３～７歳くらいの男児に多く、どちらかというと大人しく運動量の少ない人よりも

活発で動き回る人に多い傾向にあります。

【第1ケーラー病の症状】

第1ケーラー病は、『土踏まず部分』や『足の甲側』に痛みを感じます。

腫脹（はれ）がみられることもあり、基本的に片側性ですが、両側に出ることもあります。

土踏まず側に体重がかからないように

外側（小指側）に体重を乗せて歩く”歩行の異常”に気付く場合もあります。

小児は痛みを表現できないこともあるので、普段と違った歩き方をしていたら

声をかけることも大切です。

子供の骨は、骨端軟骨にカルシウムが沈着し、硬化することで成長していきます。

足の舟状骨は、他の足の骨に比べ『骨化』が遅いのが特徴です。

周囲の骨が硬く、舟状骨は柔らかい、、、

痛みが出るのも納得できるんじゃないでしょうか？

【第1ケーラー病の治療】

足の舟状骨部分は後脛骨筋（こうけいこつきん）の付く部分で

内側のアーチを形成しているとっても重要な部分です。

進行すると異常歩行を生じるので早めに治療をしておきましょう。

治療は安静にするのが基本、テーピングをしながら足への負担を軽減していきます。

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