【過回内足とは？】

過回内足とは踵（かかと）の向きが内側へ向いている状態のことをいいます

通常、重心は足の人差し指と中指の間に乗るように体の骨は構成されています

しかし、踵（かかと）が内側へ向くと
重心の乗る位置が内側へ入り

足部のアーチ低下によって

・外反母趾
・扁平足
・モートン病
・強剛母趾
・ハンマートゥ
・巻き爪
・タコ
・魚の目

の症状を引き起こしてしまいます

【過回内足の原因】

過回内足の原因は主に3つ

１、股関節
２、靴
３、先天的

それぞれ詳しく説明していきます

１、股関節

股関節に原因がある方は、股関節が内側にねじれる
『内旋（ないせん）』という状態になっています

特徴として

「あぐらをかく」
「足の裏を合わせて股関節を開く」

といった動きにしにくい事が多いです

また普段から『横座り』をする方も注意が必要です

２、靴

普段から緩い靴、グラグラな靴を履いていると

靴の中で足・かかとが動いてしまいます

かかとが動くことで、足を支えている靭帯が緩くなり

その”緩さ”が原因でかかとが内側に倒れれてしまいます

このように、サンダルやスリッパなど

かかとをホールドする働きのない靴も、かかとがぐらつく原因になるので注意しましょう

３、先天的

生まれつき靭帯が緩い方は、外反母趾や回内足になりやすいです

更に、足の筋力が低下すると、足の変形が進みやすくなる傾向にあります

【過回内足を改善するためには？】

大切なポイントは『重心』です

回内足の人の重心は、かかとよりも内側にあります
本来であれば、かかとよりも外側に重心があるのが理想的です

当院ではテーピングを行いますが

歩く時に、『重心を外側に置いた歩き方』を心掛けることで

ある程度、進行予防につながるのでチャレンジしてみて下さい！

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