内くるぶしの下や後ろまわりが腫れたり、痛みが出たりして悩んでいる人はいませんか?
足首をひねったり、ぶつけたわけでもないのに・・・。
それ、もしかすると『後脛骨筋腱機能不全(こうけいこつきんけんきのうふぜん)』かもしれません。
聞き慣れない名前ですよね?
後脛骨筋(こうけいこつきん)とは、内くるぶしの後を通る筋肉です。
この筋肉が異常をきたしたのが『後脛骨筋腱機能不全』です。
放置していると
・扁平足
・回内足
・外反母趾
を引き起こしてしまう障害です。
今回は、そんな『後脛骨筋腱機能不全』を紹介していきます。
【後脛骨筋腱機能不全とは?】
後脛骨筋腱機能不全とは
先ほど紹介した後脛骨筋の腱(けん)に何らかの器質的変化が生じて
筋の収縮を伝えれなくなっている状態です。
簡単にいうと「もろくなって伸び切ったゴム」のような状態です。
【後脛骨筋腱機能不全の症状・診断】
〈自覚症状〉
・内くるぶし周辺の痛み・圧痛
・足に体重を乗せた時の痛み
・足関節(足首)の不安定感
・足底の痛み
〈他覚症状〉
・内くるぶし後方~下部のはれ
・踵骨(かかと)の外返し(かかと上部が内側に)
・つま先立ちできない
内くるぶし周辺の痛みをみるときに大切なのが「後方からみること」
かかとが回内すると、カタカナの「ハの字」に見えます。
後脛骨筋の機能不全により、内側縦アーチが消失していくと
・バランス能力
・衝撃吸収の能力が低下
します。
その結果
・足底筋膜炎
・かかとの痛み
を生じてしまうこともあります。
【後脛骨筋腱機能不全が進行するとどうなるの?】
進行すると腱の断裂をおこしたり、
足部形状の破綻を起こしたりすることがあります。
〈ステージ分類〉
ステージ1
内果(内くるぶし)の後方から下部にかけての疼痛・腫脹
周囲のむくみがあるが、足部の形状は保たれている。
ステージ2
後脛骨筋腱が微小な部分断裂を繰り返して腱が変性、伸張しつつある状態。
立位で体重をかけたときだけかかとが外返し(外反)する。
ステージ3
非荷重時にもかかとが外返ししている。
手で戻そうとしても癒着・拘縮して戻らない状態。
ステージ4
かかとが拘縮しているだけでなく
足関節が外返し(足裏が外側へ向く)変形を生じているもの。
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